現在、認知症患者は急速に増えており既に200万人を突破し、2,040年には2倍の約400万人になると予想されています。
然しながら治療法に関しては、原因及び作用機序に関して不明な点が多く新薬及びワクチンの研究が日本を含め世界中で研究されておりますが、まだ具体的な道筋を示すまでには至っておりません。
とはいえ着実に認知症患者は増えており、我々医療関係者としては新薬の開発を座して待つわけにはいきませんので、実際に臨床現場で必死に認知症と戦っている方々と情報交換を行い認知症診療技術の向上の為、「認知症を学ぶ会」を設立致しました。
2008年9月7日に設立総会を行い、認知症患者においては日本でも有数の診療経験をお持ちの愛知県共和病院老年科部長の河野和彦先生のセミナー開催及び、参加者同士のフリーディスカッションを行いました。
これからも認知症診療に関して豊富なご経験をお持ちの方々のセミナー開催は続けていき、予定はこのHP上でご案内していく予定ですが、日々の現場の情報交換をタイムリーに行い診療技術の研鑽を図っていくことも重要だと考えHP内に掲示板を設置することに致しました。
この掲示板を本当に実のあるものにしていくためには、医療関係者だけでなく、多くの認知症家族を抱える家族の方々、また介護関係者の方々にも是非ご参加頂き度いと思っております。
どうぞ我々の趣旨をご理解頂き、出来る限り多くの認知症に真剣に取り組んでいらっしゃる方々にご参加頂けましたらこれに優る喜びはございません。